合格率がついてくる人間力

 「ドラマに刺激されたのもあるけれど、もっと深いところで人間と

付き合いたい」。高校卒業後、介護の道を選び、資格を取るかと話が

上がった時、改めて今の自分に必要なことを問いただしたらしい甥っ子が、

国家公務員のⅲ種である刑務官になる道を選択し、22歳の春からその

受験に向けて勉強を始めている。

 刑務官の仕事は、罪を犯して収容された人にじかに接しながら、様々な

指導を通して更生や円滑な社会復帰を図る。一般的に刑務Aは男子でBは

女子。それぞれ同性の非収容者を指導していく仕事と聞いている。

 彼の粘り強い性格ならば、やっていくだろうと心から応援している。

自分を振り返り選んだ道。若さってやつは羨ましい。

 公務員試験の合格率は、そもそも狭き門だけど、この刑務Aの合格率も

10パーセント程度と実に狭い国家公務員の合格率だな。
 
君の地道な努力と若くしてゆるぎなく熱く深い人間力なら、この国の

更生の神様となりえるだろう。「君に早くに逢いたかった」といわれるに

違いない。心から、信頼してるよ。

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